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最新のHSBCnet送金サービス: よくある質問 (FAQ)

より効率的かつ使いやすい送金作成の操作性を実現するため、当社はHSBCnet送金サービスを再設計しています。次のFAQは、更新されたHSBCnet画面での送金の作成や主な変更を理解するのに役立ちます。

1. 「引落口座」フィールドの変更点は?

「引落口座」フィールドは、新しい画面では「送金元」と呼ばれ、ここで送金作成プロセス中に引落口座を変更することができます。

この新しいドロップダウンフィールドでは、残高、口座通貨、国、金融機関を含む、以前よりも多くの情報が表示されます。HSBCnetで閲覧できる権限を有するすべての口座を表示することができます。特定の口座を検索すると、口座名に入力した通りに検索結果が表示されます。

SEPA送金を行うときには、SEPA送金を行うことができる引落口座のみを選択できます。ACH送金と都度送金についても同様です。つまり、SEPA制限の範囲外にある口座は表示されません。

ACH送金時には、送金作成時に選択した口座と同じ国からの引落口座のみを選択できます。


2.
「受取人口座番号」と「IBAN」フィールドの変更点は?

受取人情報詳細を、更新された画面の新しい「送金先」に追加できます。フィールド名と確認の規則が次のように更新されています。

現在のHSBCnetのフィールド名
新しいHSBCnetのフィールド名
受取人口座番号またはIBAN
口座番号またはIBAN
受取人口座番号

受取人のIBANが必須の場合の送金について:
新しい画面には「Require IBAN validation」(要IBAN確認) チェックボックスがありません。HSBCnetは入力されたIBANを自動的に確認します。IBAN番号が無効である場合、送金を進めることができず、エラーメッセージが表示されます。

英国の受取人へのEUR都度送金の場合、受取人のIBANは必須であることにご注意ください。IBANは、ブラジル、チリ、欧州経済地域 (EEA)、欧州連合 (EU) の受取人への送金にも使用する必要があります。

受取人の口座番号が必須の場合の送金について:
コード「CHQB」が「指示コード」フィールドで使用されていない限り、受取人口座番号が必要です。これは国際的な送金要件に準拠するために導入されています。受取人口座が空欄のテンプレートを使用している場合は、次のオプションを利用できます。

  • 送金する前に受取人口座 (またはID) 情報を入力します。
  • 既存のテンプレートを編集し、受取人口座 (またはID) 情報を変更します。

これらの確認規則は、中継銀行を指定した場合、その口座番号にも適用されます。


3.
「手数料」フィールドを変更しましたか?テンプレートに影響はありますか?

「手数料」フィールドは、「Beneficiary pays」(受取人負担)、「Sender pays」(送金人負担)、「Share」(送金手数料は送金人負担、受取銀行手数料は受取人負担) の3つのオプション付きのドロップダウンリストになっています。このフィールドのデフォルト設定は「Share」(送金手数料は送金人負担、受取銀行手数料は受取人負担) です。

このオプションは (規則等により) 自動的に適用される料金がある場合、利用できないことがあります。例えば、欧州経済地域への送金または欧州経済地域からの送金の場合、「Share」(送金手数料は送金人負担、受取銀行手数料は受取人負担) が唯一のオプションとなる場合があります。これはEU第二次決済サービス指令 (「PSD2」とも呼ばれる) 規則に従っています。 

一般テンプレートに異なる手数料オプションが含まれている場合は、送金作成時に自動的に「Share」(送金手数料は送金人負担、受取銀行手数料は受取人負担) に変更されます。制限付きテンプレートを使用している場合は、「手数料」フィールドを手動で変更する必要があります。


4.
新しい画面で送金の正しい実行日 (処理日) を指定する方法は?

送金の実行日を選択するときに、次の3つのオプションが用意されています。

  1. 即時: 送金システムは、利用可能な最も早い実行日を選択します (現地の送金受付締切時間および処理サイクル時間を考慮して)。オプションを選択しなければ、これはデフォルトとして使用されます。
  2. 指定日: テキストを入力するか、カレンダーから選択することで日付を指定します。
  3. 定期的: 送金の処理を希望する定期的な間隔を指定します。

特定の実行日を選択する際は、次の制限が適用されます。

  • 今日よりも前でないこと
  • 今日の送金受付締切時間より後でないこと
  • 今後45日以内であること
  • 引落口座と通貨の両方の所在地で銀行営業日であること


5. 送金摘要に変更がありましたか?

フィールド名と確認の規則が次のように更新されています。

現在のHSBCnetのフィールド名
新しいHSBCnetのフィールド名
口座の摘要
摘要/参照

このフィールドはSWIFT文字コードに対応しています。摘要/参照を入力しない場合は、送金IRN (指示摘要/参照番号) が自動的に入力されます。

米国の口座 (引落口座および/または入金口座) の場合、このフィールドで先頭または末尾にスラッシュ (/) を使用することはできません。また、2つのスラッシュ (//) を連続して使用しないでください。


6. 送金額を相当通貨で指定することはできますか?

はい、「By currency」(通貨単位) と「By currency equivalent」(相当通貨単位) の2つのオプションを使用して金額を指定できます。オプションはこのように表示されます。

デフォルトの通貨、および直近に使用した4つの通貨がドロップダウンリストの上位に表示されるため、ご利用の通貨を迅速に選択することができます。

エラーを回避するには、「equivalent amount」(相当額) を削除する、または新しい「Restricted」(制限付き) テンプレートを作成することで、「Restricted」(制限付き) テンプレートを変更する必要があります。


7.「受取人への情報」フィールドや「銀行への指示」フィールドに変更点は?

これらのフィールドには引き続き、必要に応じて任意のテキストを入力できますが、これらのフィールドのいずれかにコードワードを入力する場合は、まずスラッシュ (/) を入力してコードワードを選択できるようにする必要があります。


8. ACH送金設定コードを自由に選択できない理由は?

送金に選択した日付によっては、その送金日に利用可能な「送金設定」コードのみが表示されます。


9.
ユーロゾーン-SEPA送金の変更点は?

変更点は次のとおりです。

  • 受取人名および受取人住所フィールドの最大文字数の拡張:
    新しいHSBCnetの送金画面では、「受取人名」フィールドに最大70文字、「受取人住所」フィールドに最大140文字を入力できます。

  • 受取人IBANおよび受取銀行BICの確認:
    受取人IBANおよび受取銀行BICがSEPA対応国のみとなるようにするために、新しい確認方法が導入されています。

  • 上限金額がSEPA決済システムに準拠可能に:
    HSBCnetの画面上で、または指示レベルの承認 (ILA) 指示を介して行われた送金に適用されます。


10.
変更が発生した場合、定額自動送金、先日付送金、承認待ち送金はどうなりますか?

既存の定額自動送金と先日付送金は、引き続きそれぞれの日に処理されます。

送金テンプレートは内容が保持され、自動的に新しい画面に更新されます。

 

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